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弊社では、一般的なロール、例えば、ロール外筒と側板、軸が溶接で構成されているロールの場合、軸材にはS25CやSUS304を選定しております。ロール設計図の中には軸材にS45Cなどのカーボン含有量の多い材料を選択されている図面があります。S45Cなどの材料も予後熱を確実に行い溶接することは可能ですが、どうしても、軸折れなどの不良発生の可能性があります。そのため、適当な材料としてはS25CやSUS304をご推奨致します。また、キャストドラムなどの大型ロールの場合には、軸の一部をパイプに変えることにより、コストダウンが図ることも可能です。こちらについては詳しくは、

軸の一部をパイプに変える事によるコストダウン

をご参照下さい。