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X線応力測定法による計測では、コバルトーニッケル合金メッキは、ニッケルメッキの2~3倍の内部応力を示します。また、コバルト量が50%以上のコバルトーニッケル合金メッキでは、皮膜中のニッケル量が増えるほど応力値が高くなる傾向にあります。以上のことから、めっきされる素材(基材)の強度が低いと(板厚が薄いなど)、ニッケルメッキを施工した場合と比較してその品物に反りや変形を生じやすくなりますので注意を要します。