Answer (回答)
ドラム本体には主にSM材(溶接構造用圧延鋼材)をパイプ状に巻いて使用しています。世間で一般的に使用されていますSS材(一般構造用圧延鋼材)よりも材料履歴が明確でまた品質も安定しているので採用しています。お客様の使用状況によっては、SB材(ボイラ及び圧力容器用炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板)やSLA材(低温圧力容器用炭素鋼鋼板)などを採用することもあります。また、腐食環境などでご使用される場合には、サイズにもよりますがSUS材を使用することもあります。特に大型ドラムでは地疵対策鋼などを選択的に使用しています。