製品属性(仕様)

付加
特性
高品質の維持 表面
処理
Crめっき,WC溶射,快削くん
業界全般 サイズ
重量
全サイズ対応
加工
サービス
高品質の維持 母材鉄系全般

製品画像(様子)

特徴

当社では主にロールを扱っており、設計~製図~鉄心製作~表面処理まで一貫対応が可能ですが、今回は表面処理工程でも最終仕上げの鏡面仕上げ加工について紹介いたします。
当社での鏡面仕上げは、表面粗さで言うと0.2s以下の仕様を指します。
鏡面仕上げの対象皮膜は、CrめっきやWC溶射や快削くん(=Ni合金めっき)となります。

Crめっきでの鏡面仕上げでは、バーチカル研磨機で加工をしますが、砥石の番手が非常に多く、8種類前後の砥石を使用します。前番手の砥石目を消し、鏡面に仕上げていきますが、パス回数や研磨圧、砥石のドレッシングなど多岐にわたる管理項目を設定しており、各々のサイズや仕上げ粗度に準じて完成させていきます。また、0.1s仕上げともなるとラバー系の砥石を使用するなど、ドラムに写るものがまさに鏡のように非常に鮮明な表面となります。
また、Crめっきの欠陥(ピット、ピンホール)の許容サイズを厳しく設定し、ユーザー様の品質向上に貢献できるよう努めております。

WC溶射での鏡面仕上げでは、バーチカル研磨機とスーパーフィニッシャー研磨機で仕上げます。WC溶射はCrめっきよりも硬度が高い為、耐摩耗性を重視されるユーザー様に対して納品しております。

当社では大径、長尺サイズのロールも多く扱っておりますので、鏡面仕上げ工程だけでも数ヶ月かける場合もあります。

これからも品質重視で対応していきますので、鏡面仕様でお困りのユーザー様は是非当社にお声がけください。