製品属性(仕様)

付加
特性
耐摩耗性、耐熱性、耐腐食性 表面
処理
コバルト合金めっき
業界製鉄・鉄鋼 サイズ
重量
L400~L700
加工
サービス
マシニング、5面加工機、表面処理 母材銅合金

製品画像(様子)

特徴

ビームブランクモールドとは、建築材などで使用されるH型鋼を製造するのに特化した鋳型(モールド)です。連続鋳造用モールドで使用される銅板はフラット(板状)なものが主流ですが、ビームブランクは掲載写真の通り長辺側が山形形状になっていのが特徴です。鉄を製造する際、ビームブランクモールドでは特に長辺(山形)側に「摩耗」や「腐食」が発生しやすいところが課題となります。その為野村鍍金では、耐摩耗性・耐食性・耐熱性に優れた「コバルト合金めっき」をモールドに被覆させることで、この課題に対応しています。コバルト合金めっきを採用することで被膜の特性上摩耗や腐食を抑えることはできます。しかしコバルト合金めっき本来の特性を発揮させるためには、「めっき厚」が重要なファクターとなります。ビームブランクの長辺のように複雑な形状をしている製品については5面加工機を駆使することで、正確なめっき厚にて仕上げ加工をすることが可能となります。