製品属性(仕様)

付加
特性
耐食性・シール性 表面
処理
Agめっき
業界様々 サイズ
重量
~1,770mm
加工
サービス
表面処理 母材SUS材、その他

製品画像(様子)

特徴

銀は金属の中でも最も導電性が良く、電気抵抗率は金や銅よりも低い値となります。
熱伝導性は、銀:427W/m・Kに対して金:315W/m・K、クロム:90.3W/m・Kであり
電気抵抗率は銀:1.6(10-6Ωcm)、金:2.2(10-6Ωcm)、クロム:19.9(10-6Ωcm)です。

また、銀めっきは半田付け性、除菌・殺菌効果、耐食性に優れており多くの電気製品、工業製品に
使用されています。
中でも、素材の形状による弾力性だけではカバーできない要求がある金属製のシール製品では、銀めっきを施工しております。銀の特徴でもある「柔らかさ」を活かし金属製のシール製品に高いシール性を付与することが可能となり、多くの業界で採用いただいております。一般の樹脂製品と比較しても、使用温度領域が格段に広くなり(使用可能温度:-253℃~800度)製品の信頼性が向上し、用途範囲も拡大できます。

製品の信頼性を証明する具体的な採用例として、アインシュタインの相対性理論でのおなじみの「重力波」を観測する施設「KAGRA」(大型低温重力派望遠鏡)にも使用されています。
野村鍍金での銀めっきの歴史は古く約50年前より工業用目的で施工しており、現在に至るまで様々な業界にご愛顧頂いています。

野村鍍金で取り扱っている銀めっきの特徴は以下の通りです。

① μm~mmオーダーまでの薄膜から厚膜の施工が可能
② 銀純度99.99%で優れた電気導電性を実現
③ 1770mmまでの大型サイズワークのめっき施工に対応