製品属性(仕様)

付加
特性
光沢・各種成型フィルムに対応 表面
処理
クロムめっき
業界フィルム サイズ
重量
φ3800x6000
加工
サービス
表面処理 母材SS材

製品画像(様子)

特徴

クロム鏡面ロールと一言で言いましても鏡面仕上げ粗度において細分化されます。弊社では一般的に、Ry0.4µ以下の仕上げを鏡面ロールとしております。
まずRy0.4µ仕様の仕上げ品は一般的に仕上げ方法が2種類ありバフ仕上げ品とバーチカル研磨仕上げ品となります。主にフィルム製造等の搬送ラインに採用されており一般的な鏡面仕上げです。鏡面性を向上させることで搬送する製品へのダメージやスリップなどを抑えることが主な目的です。
次にRy0.2µ以下仕様の仕上げ品ですが仕上げ方法はバーチカル研磨仕上げとなります。この粗度表面は平滑な面によりフィルム成型初期の製品品質安定を目的とするためで、キャストロール表面として採用されています。
特にRy0.1µ仕様は僅かな欠陥も許容できない高品質なフィルム製造などに採用されています。
更に当社では鏡面加工を追求することで新たな鏡面仕上げ工法を確立し、Ry0.01の超鏡面仕上げも可能となっています。

これら鏡面性を向上させることが製品へのダメージや欠陥の転写などを抑える一つの要因となります。仕上げ時に鏡面性を向上させることで表面欠陥がより強調され発見される為、目視では見えづらい欠陥が顕著に現れます。これらの欠陥を修正しながら完成とさせますが、当社ではめっき槽を使わないクロムめっき施工方法により局部的な修正方法が可能です。この工法により僅かな欠陥であっても短期で修正することが出来ますので、安定した高品質の製品を提供させていただきます。