Before (改善前)

再生ロールの着手工程は、めっき剥がしとなります。薬液中での電解による剥がしの方法もありますが、ロールのサイズ、材質によっては電解で剥がすことができないロールもあります。電解による剥がしが対応できな場合は円筒切削や研削を使用した剥がし加工を行います。この場合、長短尺ロール限らずにトラバース工法の加工なので無人化対応となっていますが、短尺ロールの場合では逆に無人化が空き時間・待機時間となりロスとなることが多くありました。

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After (改善後)

短尺ロールをターゲットとして加工工数削減に対して確認検証を実施しました。トラバース研削時の加工時間が長くもなく短くもなくという人員待機のロス時間になることが多く、プランジカット法を採用することにより時間短縮ができる事がわかり、実機への適用を決定しました。

POINT(要約)

ロールのサイズによってはトラバース研削よりプランジカット研削を実施することで研削加工時間の短縮に繋げることができた。