Before (改善前)

クロム、めっきロールの表面への傷(打痕、擦り傷等)に対して、当社ではクロムめっき部分補修が可能です。
クロムめっきロールの表面は各種仕上粗度(~0.1S)での表面仕上仕様がありますが、全ての粗度に対しての補修が対応可能である事も強みです。補修においてのポイントは補修の痕跡を残さないめっき施工方法と仕上研磨の技術であります。従来の技術では仕上研磨後の補修跡が問題となり再補修を行うケースが多く発生していました。

V

After (改善後)

めっき補修工程の内容精査により、めっき前処理方法の条件のブレにより補修跡が発生するケースと発生しないケースを見極めることに成功しました。条件を基準化する事で前処理条件のブレを無くし、めっき部分補修跡の発生しない、補修めっきプロセスを確立する事ができました。

これにより、お客様における現地補修工数を低減させる事で、ラインストップ時間を低減させることに寄与することができるようになりました。

POINT(要約)

クロムめっき部分補修施工において従来発生していた補修跡を低減させる工法を確立することで、補修時間の低減を成功させることができました。